2枚組アルバムである。なにも印刷されていない白無地のジャケットから、「ホワイト・アルバム」と呼ばれている。前作、前々作のカラフルさからうって変わったこのシンプルさは、中身にも反映されている。ほとんどの収録曲が凝った録音技巧を排しており、ライヴ演奏も十分可能なスタイルで演奏されている。しかし、このアルバムの最大の特徴は、各メンバーの個性が強く表わされ、ビートルズという存在を上回っていることだろう。その結果、アヴァンギャルドから20年代ジャズまで、四者四様の志向が入り乱れた、大音楽博覧会的な作品に仕上がっている。
ディスク:1
(バック・イン・ザ・U.S.S.R. )
(ディア・プルーデンス)
3. Glass Onion
(グラス・オニオン)
(オブ・ラ・ディ,オブ・ラダ )
(ワイルド・ハニー・パイ)
6. The Continuing Story Of Bungalow Bill
(コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロウ・ビル)
7. While My Guitar Gently Weeps
(ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス)
(ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン)
(マーサ・マイ・ディア)
10. I’m So Tired
(アイム・ソー・タイアード)
11. Blackbird
(ブラックバード)
12. Piggies
(ピッギーズ)
13. Rocky Raccoon
(ロッキー・ラックーン)
14. Don’t Pass Me By
(ドント・パス・ミー・バイ)
15. Why Don’t We Do It In The Road
(ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード)
16. I Will
(アイ・ウィル)
17. Julia
(ジュリア)
ディスク:2
1. Birthday
(バースデイ)
2. Yer Blues
(ヤー・ブルース)
(マザー・ネイチャーズ・サン)
4. Everybody’s Got Something To Hide Except For Me And My Monkey
(エヴリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー)
5. Sexy Sadie
(セクシー・セディ)
(ヘルター・スケルター)
(ロング・ロング・ロング)
8. Revolution 1
(レボリューション1)
9. Honey Pie
(ハニー・パイ)
10. Savoy Truffle
(サボイ・トラッフル)
11. Cry Baby Cry
(クライ・ベイビー・クライ)
12. Revolution 9
(レボリューション9 )
13. Goodnight
(グッド・ナイト)