作詞・作曲 ジョン・レノン&ポール・マッカートニー
リード・ヴォーカル ジョン・レノン
珍しくアカペラ・コーラスで始まるジョンの作ったフォーク・ロック。ジョージの巧みなギター・ワークにも注目。
僕はダメな男 手近な恋も失ってばかり
本当に僕はダメな男さ
そんな風には見えないかい
対訳はコチラがおすすめ ビートルズ全詩集
1964年に発表されたイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ビートルズ・フォー・セール』やEPビートルズ・フォー・セールに収録されている。 ボーカルはジョンがとり、バックはポールが務めている。
2分30秒のこの作品は、ジョンがボブ・ディランを意識し作ったと認めている。曲調がフォークロックになっており、特にハーモニカサウンドと歌詞に影響が色濃く出ている。 ディランにドラッグを勧められて経験したあと、ビートルズは内省的な歌詞を作り出すようになる。この曲にもそのことが見てとれる。ジョンは後に「ぼくの一部は自分が負け犬じゃないかと思っている。でもほかの一部では、全能の神だと思っている」とこの曲の歌詞が作られる背景を説明している。そして彼はこの曲を自分のお気に入りの曲だとしている。
「BEATLES FOR SALE」の収録曲(全14曲)
1. No Reply(ノー・リプライ)
2. I’m A Loser(アイム・ア・ルーザー )
3. Baby’s In Black(ベイビーズ・イン・ブラック )
4. Rock And Roll Music(ロック・アンド・ロール・ミュージック)
5. I’ll Follow The Sun(アイル・フォロー・ザ・サン )
6. Mr. Moonlight(ミスター・ムーンライト )
7. Kansas City/Hey Hey Hey Hey(メドレー(カンサス・シティ ~ ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ ))
8. Eight Days A Weekエイト・デイズ・ア・ウィーク )
9. Words Of Love(ワーズ・オブ・ラヴ )
10. Honey Don’t(ハニー・ドント )
11. Every Little Thing(エヴリー・リトル・シング)
12. I Don’t Want To Spoil The Party
(パーティーはそのままに )
13. What You’re Doing(ホワット・ユー・アー・ドゥーイング )
14. Everybody’s Trying To Be My Baby(みんないい娘 )