作詞・作曲 ジョン・レノン&ポール・マッカートニー
リード・ヴォーカル ジョン・レノン
ジョージがレコーディングに遅れてきたため、ジョンがリードギターを担当している。
どんなことでも あの娘はしてくれる
僕のために 本当だよ
どんな些細なことでもね
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エヴリー・リトル・シング (Every Little Thing)はポール・マッカートニーが作曲(クレジットはレノン=マッカートニー)し、ビートルズが発表した曲。1964年に発表されたイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ビートルズ・フォー・セール』に収録された。
マッカートニーはこの曲を当時住んでいた女優ジェーン・アッシャーの家にある音楽室で書いた。[2]彼はこの曲がシングルとして発表されることを望んでいたが、「いろいろ条件が揃わず」、代わりに「ビートルズ・フォー・セール」で発表された。
この曲が「レノン=マッカートニー」の曲として少々異質なのは、リード・ヴォーカルであるジョン・レノンが主な作曲者ではないところである。マッカートニーが歌っているのはコーラス部である。ただしサビの部分では、むしろマッカートニーの声がレノンの声を圧倒している。この曲の作者について、疑問の余地はない。前述のようにマッカートニーは自分で作ったと言っているし 、レノンはプレイボーイ誌のインタビューにおいて「マッカートニーが書いた」と語っていた。
発表されたヴァージョンはアビー・ロード・スタジオにおいて、1964年9月29日にテイク1〜4、9月30日にテイク5〜9を収録して完成した。2日目の録音は楽しげである。テイク6ではマッカートニーのヴォーカルにげっぷが入ってだめになった。テイク7は最後まで演奏したが大きな笑い声で終わっていた。この曲は初期のビートルズの曲のうちロックンロールではあまり使われない楽器が使われた数少ない曲の一つである。リンゴ・スターがティンパニをリフレイン時に2拍強調のために叩いている。このティンパニは、ギターのイントロ、短いピアノの演奏とともに、テイク9で初めて採用されている。
ジョージのギターを入れる際に、ジョージが寝坊で遅刻して不在であったので、代わりにジョンがジョージのパートを演奏している。従って「4人がそろわず録音されたビートルズ史上最初の曲」とよく言われている。
「BEATLES FOR SALE」の収録曲(全14曲)
1. No Reply(ノー・リプライ)
2. I’m A Loser(アイム・ア・ルーザー )
3. Baby’s In Black(ベイビーズ・イン・ブラック )
4. Rock And Roll Music(ロック・アンド・ロール・ミュージック)
5. I’ll Follow The Sun(アイル・フォロー・ザ・サン )
6. Mr. Moonlight(ミスター・ムーンライト )
7. Kansas City/Hey Hey Hey Hey(メドレー(カンサス・シティ ~ ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ ))
8. Eight Days A Weekエイト・デイズ・ア・ウィーク )
9. Words Of Love(ワーズ・オブ・ラヴ )
10. Honey Don’t(ハニー・ドント )
11. Every Little Thing(エヴリー・リトル・シング)
12. I Don’t Want To Spoil The Party
(パーティーはそのままに )
13. What You’re Doing(ホワット・ユー・アー・ドゥーイング )
14. Everybody’s Trying To Be My Baby(みんないい娘 )