作詞・作曲 ジョン・レノン&ポール・マッカートニー
リード・ヴォーカル ジョン・レノン
映画「4人はアイドル」の挿入歌。ソリッドなギターをフィーチャーしたタイトでヘビーな作風を打ち出しサウンド自体、一段とパワーアップした。
僕と一緒にいるのは苦痛だと
僕がいると息がつまると彼女はいう
彼女はいってしまう
僕の心を気にもかけずに
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レノン=マッカートニーの作品。実質的にはレノンの作った楽曲である。リード・ヴォーカルはジョン・レノン。サビの個所はポール・マッカートニーとのツイン・リードヴォーカル構成になっている。リードギターはポール・マッカートニーで、リードヴォーカルの上のラインでのハーモニーボーカルも担当している。ただしイントロからのギターリフはジョージ・ハリスンの12弦ギターによるものである。2拍3連符を含むユニークなドラムパターンはポール・マッカートニーのアイデアと云われている。当時としては、ドラム、ギターのイントロとともに、ヘヴィーなナンバーであった。ジョン・レノン曰く、「元祖ヘヴィメタル」。
「涙の乗車券」は1965年4月にシングル盤としてリリースされた後、同年8月にリリースされたアルバム『4人はアイドル』にも収録された。
曲のタイトルはイギリス・ワイト島にライド(Ryde)というフェリー港があり、”Ticket to Ride”はそのフェリー港までの切符”Ticket to Ryde”にかけた洒落である。
カーペンターズは、この曲のカヴァー・ヴァージョンをメジャー・デビュー・シングルとして発表した。ビートルズのオリジナルに比べると大幅にテンポを遅くしており、カレン・カーペンターがドラムスを叩きながらバラード風に歌っていた。歌詞は女性目線となりGirlがBoyにSheがHeに変更されている他、”She’s got a ticket to ride but she don’t care” が “He’s got a ticket to ride and he don’t care” に変更されている。
ヘヴィ・メタルの先駆け?当時としてはヘヴィーなナンバー
1965年4月9日に発売された9枚目のオリジナル・シングル曲。レノン=マッカートニーの作。実質的にはジョン・レノンの作品とされる。リード・ヴォーカルはジョン。ヴァースからサビ、ブリッジに至るまで、ほぼ全編にわたってポール・マッカートニーがハーモニーを付けている。
リードギターはポール・マッカートニー。ただしイントロからのギターリフはジョージ・ハリスンの12弦ギターによるものである。つっこみ気味のドラム・パターンはポール・マッカートニーのアイデアといわれている。ドラム、ギターのイントロとともに、当時としてはヘヴィーなナンバーである。
1980年、ジョン・レノンは「ヘヴィ・メタル・レコードとしては、最も早いもののひとつ。リンゴのドラムはポールのおかげだ。」と語っている。
タイトルは、イギリス・ワイト島にライド(Ryde)というフェリー港があり、”Ticket to Ride”はそのフェリー港までの切符”Ticket to Ryde”にかけた洒落である。
「涙の乗車券」は、1965年4月にシングル盤としてリリースされた後、同年8月にリリースされたアルバム『4人はアイドル』にも収録された。映画『ヘルプ!4人はアイドル』でもスキーのシーンで使用された。
カーペンターズ がカバーし、ロング・ヒット
1969年、カーペンターズは、「涙の乗車券」をメジャー・デビュー曲として採り上げてシングル・リリースした。アメリカのビルボード誌では最高位54位だったが、ロング・ヒットとなり、後の成功への布石となった。ビートルズのオリジナルに比べると大幅にテンポを遅くしており、カレン・カーペンターがドラムスを叩きながらバラード風に歌っていた。歌詞はオリジナルのビートルズは男性であったが、リード・ヴォーカルのカレンが女性であるため英語圏の通例に従って girl は boy に、”She’s got a ticket to ride but she don’t care” は “He’s got a ticket to ride and he don’t care” に変更されている。
シングル盤は1965年4月9日にリリースされ、イギリスで58万枚、アメリカでも50万枚以上のセールスを記録した。イギリスのメロディーメーカーで5 週連続第1位を記録、アメリカのビルボード誌では、1965年5月22日に週間ランキング第1位を獲得した。ビルボード1965年年間ランキングでは第 31位だった。キャッシュボックス誌でも1週だけ第1位を獲得し、年間ランキングは36位。B面は「イエス・イット・イズ」。こちらはビルボード最高位 46位を記録している。
「Ticket To Ride」チャート最高順位
- 1位(イギリス、メロディーメイカー)
- 1位(アメリカ、Billboard Hot 100)
- 2位(日本、ミュージック・マンスリー洋楽チャート、1965年当時)
「Ticket To Ride 」収録アルバム
『4人はアイドル』
『ヘルプ(四人はアイドル)』
『オールディーズ』
『ザ・ビートルズ1962年〜1966年』
『ザ・ビートルズ・スーパー・ライヴ!』
『ザ・ビートルズ/グレイテスト・ヒッツ』
『ザ・ビートルズ・ライヴ!! アット・ザ・BBC』
『ザ・ビートルズ・アンソロジー2』
『ザ・ビートルズ1』
「Ticket To Ride」歌詞
「Ticket To Ride」和訳
悲しい別れが訪れる それは今日
僕を夢中にさせたあの娘 行っちまう行っちまうんだよ
彼女は乗車券を買った
乗車券を持って汽車に乗り
もう帰ってこないつもりなんだ
僕のことなんて気にも留めずに
僕と一緒にいると気がめいると彼女は言った
僕がそばにいると窮屈なんだって
彼女は乗車券を買った
乗車券を持って汽車に乗り
もう帰ってこないつもりなんだ
僕のことなんて 気にも留めずに
どうしてあんなに高飛車なんだろう
もう一度考え直して、
まともに相手をして欲しいのに
さよならを言い出す前に
もう一度考え直して
まともに相手をして欲しいのに
悲しい別れが訪れる それは今日
僕を夢中にさせたあの娘 行っちまう行っちまうんだよ
彼女は乗車券を買った
乗車券を持って汽車に乗り
もう帰ってこないつもりなんだ
僕のことなんて気にも留めずに
なんであんなに得意そうにしてるんだろう
僕の身になって
考え直してくれればいいのに
さよならを言うその前に
僕の身になって
考え直してくれればいいのに
僕と一緒にいると気がめいると彼女は言った
僕がそばにいると窮屈なんだって
彼女は乗車券を買った
乗車券を持って汽車に乗り
もう帰ってこないつもりなんだ
僕のことなんて気にも留めずに
僕のことなんて気にも留めずに
「HELP!」の収録曲(全14曲)
1. Help!( ヘルプ)
2. The Night Before(ザ・ナイト・ビフォア )
3. You’ve Got To Hide Your Love Away(悲しみはぶっとばせ)
4. I Need You(アイ・ニード・ユー )
5. Another Girl(アナザー・ガール )
6. You’re Gonna Lose That Girl(恋のアドバイス )
7. Ticket To Ride(涙の乗車券 )
8. Act Naturally(アクト・ナチュラリー)
9. It’s Only Love(イッツ・オンリー・ラヴ)
10. You Like Me Too Much(ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ)
11. Tell Me What You See(テル・ミー・ホワット・ユー・シー )
12. I’ve Just Seen a Face(夢の人 )
13. Yesterday(イエスタデイ )
14. Dizzy Miss Lizzie(ディジー・ミス・リジー)