Day Tripper(ディ・トリッパー)ビートルズ歌詞・日本語訳・youtube

 

ギター・リフが印象的なロック・ナンバー

「デイ・トリッパー」 (”Day Tripper”)は、1965年12月にビートルズが発表した11枚目のオリジナル・シングル曲(初の両A面シングル)。片面は「恋を抱きしめよう」。

レノン=マッカートニーの作品。ジョンがポールの「ドライブ・マイ・カー」に触発されて書いた曲。リード・ボーカルもジョンとポール。ポールのダイナミックなファルセット・ヴォイスも聴きどころ。ビートルズは同時期にアルバム『ラバー・ソウル』を発表しているが、アルバムには未収録である。アメリカではシングルでリリースされた後、キャピトル編集アルバム『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』に収録された。

ビートルズにとって最初期のドラッグ・ソングでもある。「デイ・トリッパー(日帰り旅行客)=ドラッグでトリップする人」という意味もある。ジョンは「若い人たちが聴けば、そうだって分かるフレーズが隠されている」と語っている。

ギター・リフが印象的なロック・ナンバーであるが、ギター・リフにはミストーンや音のかすれが見られる。このギター・リフは、ジョージが一人で担当する部分(および、ポールとのユニゾンになる部分)では、四分の四拍子をかなり無視したフライングになっている。ドラムス及びリズムギターと一緒になると、正常な四分の四拍子に戻る。

この曲はイギリスでは「恋を抱きしめよう」との両A面シングルで発売されたが日米ではB面扱いで、「恋を抱きしめよう」をA面に発表された。ビルボード(Billboard)誌では、1966年1月22日に週間ランキング最高位の第5位を獲得。同1966年年間ランキングでは第97位。キャッシュボックス誌では最高位10位。年間ランキング100位以内には入っていない。

「Day Tripper」チャート最高順位

1位(イギリス・Singles Chart)
5位(アメリカ・Billboard Hot 100)
96位(日本・オリコン)

「Day Tripper」収録アルバム

『オールディーズ』
『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
『ザ・ビートルズ1962年〜1966年』
『パスト・マスターズ Vol.2』
『ザ・ビートルズ1』

 

 

 

「Day Tripper」和訳

もっともな理由があったんだ
安易な逃げ道に走ったのには
もっともな理由があったんだ
安易な逃げ道に走ったのには

彼女はいわば日帰りの旅行者
片道切符で男から男へと渡り歩く
ずいぶん長くかかったけど
やっと正体を見破った

手ごわい女だ
僕も危うく一杯くうところだった
手ごわい女だ
僕も危うく一杯くうところだったよ

彼女はいわば日帰りの旅行者
片道切符で男から男へと渡り歩く
ずいぶん長くかかったけど
やっと正体を見破った

なんとか喜ばそうとした
でも 彼女の専門は行きずりの恋
なんとか喜ばそうとした
でも 彼女の専門は行きずりの恋だった

彼女はいわば日帰りの旅行者
気ままな日曜ドライバー
ずいぶん長くかかったけど
やっと正体を見破った

日帰りの旅行者
彼女は日帰りの旅行者