作詞・作曲 メレディス・ウィルソン
リード・ヴォーカル ポール・マッカートニー
ブロードウェイミュージカル作曲家のメレディス・ウィルソンが書いた曲。ビートルズの音楽を騒音として評価しなかった人の中にはこの曲を聴いてビートルズを見直した人も多かった。
丘の上には鐘があったけれど
鐘の音は気にもとめなかった
全く気にもとめなかった
君が僕の前にあらわれるまでは
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1961年にペギー・リーがカヴァーしたものを参考にし、1963年にビートルズがカヴァー。セカンドアルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』のA面6曲目に収録された。ボーカルはポール・マッカートニーが担当。ポールの甘い歌声を上手く生かしたバラードナンバーである。
アコースティック・ギターは、ジョージ・ハリスンが担当しているが、オリジナル版のコピー演奏。
この曲は彼らが古くからレパートリーに加えていた。デビュー前にドイツのハンブルク巡業時代からクラブで演奏していた。
なお、イギリス王室主催の「ロイヤル・ミュージック・パフォーマンス」において演奏された4曲のひとつであり、ポールがこの曲を紹介する際のMCで「次の曲は僕らの大好きなアメリカのグループ、ソフィー・タッカーの曲です」というギャグを飛ばし、爆笑を誘った曲としても有名である。ちなみに、ソフィー・タッカーとはボードヴィルの女王と呼ばれたジャズ界の大御所歌手で、女優・歌手のジュディ・ガーランドに歌を教えた人物としても知られる。個人の名前であり、もちろんグループ名ではないので、そこがジョークになっている。
「WITH THE BEATLES」の収録曲(全14曲)
1. It Won’t Be Long(イット・ウォント・ビー・ロング)
2. All I’ve Got To Do(オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ)
3. All My Loving(オール・マイ・ラヴィング)
4. Don’t Bother Me(ドント・バザー・ミー)
5. Little Child(リトル・チャイルド)
6. Till There Was You(ティル・ゼア・ウォズ・ユー)
7. Please Mister Postman(プリーズ・ミスター・ポストマン)
8. Roll Over Beethoven(ロール・オーバー・ベートーヴェン)
9. Hold Me Tight(ホールド・ミー・タイト)
10. You Really Got A Hold On Me(ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー)
11. I Wanna Be Your Man(アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン)
12. Devil In Her Heart(デヴィル・イン・ハー・ハート)
13. Not A Second Time(ナット・ア・セカンド・タイム)
14. Money(マネー)