作詞・作曲 ジョン・レノン&ポール・マッカートニー
リード・ヴォーカル ジョン・レノン
躍動的なジョンによるロックン&ロールナンバー。かなり黒っぽい雰囲気でまとめられた曲。
もし あいつに声をかけたら
僕は君を冷たく突き放す
だって前にもいったはずだよ
あいつと口をきいちゃいけないって
対訳はコチラがおすすめ ビートルズ全詩集
レノン=マッカートニーの作品。実質的にはジョン・レノンの作った楽曲である。リード・ヴォーカルはジョン。ポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンがコーラスを担当している。中間部のギターソロはジョージでなくジョン。イントロはジョージの弾くリッケンバッカー・360/12(セミアコ12弦ギター)によるもの。マイナーとメジャーの組み合わさった不思議な印象をもつリフがフィーチャーされている。
1964年7月発表のビートルズのイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』にも収録された。
当初は映画の中で使われる予定だった曲で、実際にステージでの演奏シーン(口パク)も撮影したが最終的にカットされた。
ジョンはこの曲について「当然、シングルのA面を取れるものと思っていた。しかし結局はB面になった。理由はポールの作ってきた「キャント・バイ・ミー・ラヴ」がそれ以上によかったからさ」と発言しており、ジョンにとってこの曲が相当な自信作であったことと、当時ポールとの間で激しいシングルA面争いが行われていたことがわかる。
ビートルズが一回目のワールドツアーを行なっている最中、病気治療のためにリンゴ・スターが参加していなかった時期があった。ビートルズがオーストラリアに到着したとき、病気が完治したリンゴもここで合流することになった。その際の同国メルボルンコンサートでこの楽曲が歌われている。
(▲詳細は画像からどうぞ)
1. A Hard Day’s Night (ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! )
2. I Should Have Known Better (恋する二人 )
3. If I Fell (恋におちたら )
4. I’m Happy Just To Dance With You (すてきなダンス)
5. And I Love Her (アンド・アイ・ラヴ・ハー )
6. Tell Me Why (テル・ミー・ホワイ )
7. Can’t Buy Me Love (キャント・バイ・ミー・ラヴ )
8. Any Time At All (エニイ・タイム・アット・オール )
9. I’ll Cry Instead (ぼくが泣く)
10. Things We Said Today (今日の誓い )
11. When I Get Home (家に帰れば )
12. You Can’t Do That (ユー・キャント・ドゥ・ザット )
13. I’ll Be Back (アイル・ビー・バック)
映画のDVDはコチラ
珍しいメイキング
フィル・コリンズのエキストラ出演によるアビイロード・スタジオでの制作風景や撮影の裏話、
オリジナル劇場予告編など内容満載のビートルズ映像作品集。