ラバー・ソウル 赤盤-The Red Album

Nowhere Man (ひとりぼっちのあいつ )ビートルズ歌詞・対訳・youtube

2016/07/14

3人の重厚なアカペラ・コーラスから始まる親しみやすいメロディー

1965年12月3日に発売された6作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ラバー・ソウル』のA面4曲目に収録された。アメリカでは"Rubber Soul"(Capitol)には収録されず、ニュー・シングル曲として翌66年2月21日にリリースされ、その後6月20日にリリースされた米国編終盤『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』に収録された。

レノン=マッカートニーの作。実質的にはジョン・レノンの作品とされる。リード・ヴォーカルはジョン。ジョンは作曲の仕事が捗らず、椅子にぼんやり腰掛けている自分の姿を歌にしたという。初めて社会問題にふれ、ロックにメッセージを持ち込んだ画期的な作品。

ボーカルは全編をとおしてジョン・ポール・ジョージの3人がダブル・トラックによりレコーディングしている。かつての解説ではジョンのダビングによる三重唱と記載されていたが、残されたマスター・テープによって一人三重唱は不可能であることが判明している。出だしはアカペラ。リードギターはフェンダー・ストラトキャスターによる演奏で、よくストラトキャスターでやるようなディストーション・サウンドではなく、VOXアンプによるクランチ・サウンドで終始演奏している。

1966年の来日コンサートではこの曲が披露された。(日本公演でこの曲を演奏したとき、ジョンは歌詞を間違え苦笑いしていた。)

1968年に公開された映画『イエロー・サブマリン』ではジェレミーをなぐさめるシーンでの劇中曲として使用されている。

「消えた恋」と共にシングルカットされ、アメリカ、日本、西ドイツ(当時)で発売された。アメリカでは当時「恋を抱きしめよう」に次ぐミリオンセラーを記録したが、ビルボードでは1966年3月26日付の3位が最高位となり、「ザ・ビートルズ1」には選曲されていない。また、『キャッシュボックス』誌では最高位2位を獲得している。

ゲストで呼ばれて聴いたという加山雄三が「よく前奏なしに歌いだせるものだ」とテレビ番組で驚きのコメントしていたことがある。
(実際はポールがベースで出だしの音を何度も鳴らして音を取っている)

 

「Nowhere Man」チャート最高順位

  • 3 位 (アメリカ Billboard Hot 100)

「Nowhere Man」収録アルバム

『ラバー・ソウル』
『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
『ザ・ビートルズ1962年〜1966年』
『リヴァプールより愛を込めて ザ・ビートルズ・ボックス』
『イエロー・サブマリン 〜ソングトラック〜』

 

「Nowhere Man」歌詞

 

 

「Nowhere Man」和訳

あいつはまったくあてもなく
自分の世界に閉じこもり
ただ自分ひとりの夢を描いている男

それにあいつはこれといった意見も持たず
今の自分もわからずじまい
君や僕と似たような男さ

ひとりぼっちの男よ 僕の言葉を聞いてくれ
もっと周囲を見渡してごらんよ
世界はおまえの意のままなんだ

徹底して現実から目をそむけ
見たいものしか見ようとしない
行き場のない男 おまえには僕が見えてるのかい

行き場のない男よ 心配するな
あわてることなどありゃしない
そうしていればきっと誰かが手を差しのべてくれる

それにあいつはこれといった意見も持たず
今の自分もわからずじまい
君や僕と似たような男さ

ひとりぼっちの男よ 僕の言葉を聞いてくれ
もっと周囲を見渡してごらんよ
世界はおまえの意のままなんだ

あいつはまったくあてもなく
自分の世界に閉じこもり
ひとりぼっちの空しい夢を描いている男

Sponsored Links

Sponsored Links

-ラバー・ソウル, 赤盤-The Red Album
-