問題をこなして合格を目指しましょう
現代社会では、あらゆる分野で多くの化学物質が使用されています。しかしそれらの化学物質の中には毒性を持つものもあり、正しい取扱いや貯蔵に関する知識が重要視されています。化学薬品・農薬などの毒物劇物の製造をはじめ、販売、輸入を行う店舗などでは、毒物劇物による危険を防ぐため、法律によって「毒物劇物取扱責任者」の設置が義務付けられています。
※毒物劇物の性質を熟知した専門家である「毒物劇物取扱責任者」は国家資格です。
都道府県によって試験科目の呼び方にばらつきがあるかもしれませんが次のような内容で出題されます。
①毒物、劇物に関する法規
②基礎化学
③性質、貯蔵、取扱い方法
④実地試験
※①と②は一般、農業品目、特定品目の共通問題です。
※③と④は一般、農業品目、特定品目で問題が異なります。
※選択肢の中から正解を選ぶ形が一般的、穴埋め問題や組み合わせ問題となります。
※都道府県ごとに問題の出題方法が違うだけで出題問題に大差ありません。
一般毒劇物取扱者試験
すべての毒物劇物を扱うことになるため、試験でも特に範囲を限らないで出題されます。
農業用品目毒物劇物取扱者試験
毒物及び劇物取扱法施行規則の別表1に定められている毒物劇物ついて出題されます。
特定品目毒物劇物取扱者試験
毒物及び劇物取扱法施行規則の別表2に定められている毒物劇物について出題されます。
① 受験願書
② 写真(6ヶ月以内に撮影したもの)
③ 履歴書(受験願書に直接書き込む形式が多い)
④ 戸籍抄本又は住民票抄本
⑤ 受験料
が必要です。
詳しくは各都道府県のホームページを参考にしてください。